『先生と生徒は、愛を知らない。』6巻
神谷モサコ
「辻崎先生 ついて来てほしい所があるんだ」
蒼に請われ、奏斗が向かった先は病院。
そのベッドの上には、永い時間眠り続けている「彼女」の姿があった――。
目覚めるかどうかわからない。
それどころかいつ死ぬかわからない…。
蒼がずっと守ろうとしてきたこと、そして深山月家に隠されてきた秘密が、今明らかになろうとしていた。
これは、愛を知らない者たちが、大切なものを守ろうとする物語。
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